日本の樹木は世界の宝だ「木」は美しい、そして凛々しい。
孤独に1本立っていても、2本で、3本でも、森のように密集していても、彼らのすがすがしさ、潔さ、重厚感は、変わることがない。
それはたぶん人間の大いなる先輩だからだろう。先輩にレンズをむけるときの、カメラマンの精神は、いつもより緊張ぎみだ。
日本の四季が、彼と密接な関係にあることも、私たちは見逃していない。
それは温度や日光が植物に与える影響などといった学術的的な視野ではなく、もっと素朴に、ふたつが組み合わさった時の、美しさに魅せられるのだ。
特に、美瑛の丘、そして木々の風景は絶品だ。
